ビルマ難民は今(4)
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2009年5月から6月にかけて、ビルマのカレン州レペヘ地区で、ビルマ国軍と民主カレン仏教徒軍(DKBA)の連合軍はカレン族の武装組織・カレン民族解放軍(KNLA)へ攻撃を仕掛けた。
圧倒的な勢力を持つ連合軍を前にすでに弱体化していたKNLAは敗北、戦火に巻き込まれたカレン族の村人は故郷を去らざるを得なかった。越境してタイ側ターク県のターソンヤン郡へ逃れた避難民の数はおよそ5000人といわれる。
難民は一時的に避難所をあてがわれている。しかし、NGOの支援が届く難民キャンプに入ることは許されず、故郷にも帰れず、ジャングルの中で寄る辺のないままぎりぎりのサバイバルを強いられている。
難民がビルマ側に帰りたくても帰れない一番の理由は、村が地雷で汚染されているからだ。実際、1月に家畜の様子を見に村へ戻った女性が地雷を踏んで片足を失ったとの報告がある。
にもかかわらず、避難所を管理するタイ国内務省とタイ国軍は2月15日までにビルマ側に帰還するように難民たちに圧力をかけている。
ターク県ターソンヤン郡のノンブア村にある避難所の様子
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日本は今年9月に第三国定住プログラムによってビルマからの難民を受け入れる。アジアの中では初の試みだ。
第三国定住とは何か。ビルマ難民の場合で考えると、本国であるビルマ(第一国)を戦火や迫害から逃れた難民がタイ(第二国)へ避難してきた。タイは難民のために一時的に避難所を用意した(タイは難民条約に加盟していないこともあり難民キャンプとは呼ばないが実質は難民キャンプ)。しかし、迫害を続けるビルマ軍事政権は存続して、難民が帰還できる見通しがたたないまま、避難生活が長期化している。そこで、本国でも避難国でもない、第三国(アメリカやオーストラリアなど)で難民を受け入れる、という仕組みです。
今年、日本が受け入れる難民の数は30人。3年間で計90人を受け入れる計画だ。9月に日本到着を目指して、タイの難民キャンプ中最大規模のメラキャンプで、日本に定住を希望する人たちとの面接が始まった。
写真は、タイの国境の町メソット郊外にあるプロセッシングセンターと呼ばれる施設。国際移住帰還(IOM)が運営している。難民たちは3日間ここで滞在、これからアメリカに定住するにあたって最終的な面接やオリエンテーションを受けている。
なぜアメリカに定住を希望したのか?と難民の方々に聞くと、ほとんどが「子どもの将来のため」と答える。子どもにいい教育を受けさせたいというのが、定住者の一番の願いだ。日本に来る難民もおそらく同じ思いに違いない。
このシリーズでは、タイ・ビルマ国境に生きる難民の今を継続して伝える。
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写真展『Against the Wind-バングラデシュで生きぬく子どもたち-』の巡回展が島根の松江で開催されます。
期間:2010年2月4日(木)~2月9日(火) 10:00~19:00
会場:松江一畑百貨店1F(松江市朝日町661 JR松江駅前)
主催:国境なき子どもたち(KnK)
松江に行かれることがありましたら、どうぞお立ち寄りください。
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阪神・淡路大震災から明日で15年になる。
15年間前、僕は大阪に住んでいて、大学1年生だった。
被災後の町を歩いた。震災直後の光景が今も心に焼きついている。
フォトジャーナリストになってアチェやカシミールの被災の現場に立ったとき、神戸で見た光景がリバイバルしたものだ。あれからもう15年かぁ、と感慨深く考えていたら、また大地震のニュースが飛び込んできた。しかも、よりによってハイチとは。
アチェのときにも、カシミールのときにも思った。「よりによってなぜここで起こるか」と。アチェやカシミールに生きる人々は、ただでさえ紛争で翻弄されてきた。まるで止めをさすかのように、災害が苦しみの中にある人々を襲う。神も仏もあったもんじゃない。
ハイチには行ったことがないが、中南米で最も貧しい国といわれる。フォトジャーナリストの佐藤文則さんからはクーデターや貧しさに負けないハイチの人々の話を聞いていたが、今度ばかりはきつすぎる。救援活動は進んでいるのだろうか。注視していきたい。
神戸での写真展『悲しみのアチェ~あの津波から5年~』はまだ続いています。
2010年1月5日~31日JICAプラザ兵庫にて。お近くに来られたら、お立ち寄りください。
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早くも今年2度目の写真展のご案内です。
写真展『Against the Wind-バングラデシュで生きぬく子どもたち-』
2010年1月9日~17日 つかしん 1F広場(尼崎市塚口本町4-8-1)
初日9日14時からはギャラリートークをします。
兵庫県での写真展が続きますが偶然です。
バングラデシュの児童労働に焦点をあてた内容です。子どもたちはどのように生きているのか、なぜ働かなければならないのか。一朝一夕に解決する問題ではありませんが、子どもから子ども時間が奪われている現状を知り、どのような解決があるのか、考える機会になればと思います。
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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
今年最初の写真展のご案内です。
写真展『悲しみのアチェ~あの津波から5年~』
2010年1月5日~31日 JICAプラザ兵庫(神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2)
阪神淡路大震災からもうすぐ15年になります。スマトラ沖地震による大津波の被害から5年ということで、それぞれ節目を迎えています。そこでJICA兵庫では世界の震災の経験を伝える企画展が催され、その一部にアチェで撮った写真を展示してもらっています。
もしJICA兵庫に来られることがありましたら、ぜひお立ち寄りください。
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